2020年8月21日金曜日

涼味

大変な暑さの日が続きます...。
「危険な暑さ」…と注意報が毎日のようにでます。

新型コロナ・熱中症等、安心できる日はなかなか遠いように思います。
入居者さまも外出や買い物もままならず、気が滅入っている方も増えてきたように思います。
そんな中、久々の行事としての「文化祭」に向けて、作品作りなどで気を紛らわせてもらえれば一石二鳥の効果があるかもです・・・この時期にして、なかなかいい企画だと思います。
久しぶりの行事、楽しみですね。

そしてこの暑さにぐったりしている皆さまに「涼」をプレゼントしようと中庭に「噴水」を設置しました。

わかりますか?、中央のレンガ積みの円筒から噴水が…。
朝食と昼食時のみですが食堂への道すがら?「涼」を感じていただくつもりです。
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「 暑いという前提があって、それに特殊な条件が加わって初めて涼しさが成立する。
暑さのない所に涼はない。」 ー寺田寅彦のエッセイからの引用ー

水の流れや水音は心に涼しさを感じさせてくれます。

外の気温は33℃、中庭は30℃でした。
3分ほどのテストの噴水の効果で27℃まで下がりました。

植物で満たされた中庭は周囲より気温が2~3℃低い場所です。
葉の蒸散作用に加え、噴水の気化熱で涼しい場所になります。

施設の玄関先にもミストを...これはもう一つですね。
まぁ、気持ち程度「ミスト」を感じてください。
わかりづらいけど…少しもやもやっとしているのがミスト。
設置する場所も悪かったかな。

毎日の水遣りで一番苦労する「庭」。
この暑さで灌水した水がすぐに湯だったようになります。
特に鉢物(葉物)は暑さ(水切れ)でぐったり、昼過ぎには灌水した水が湯だってぐったり。
水遣りの時間や植物によっての間隔に気をつかいます
広い庭に?大変重宝します。水圧が低いのと水栓が一つしかないので一つのスプリンクラーを4回ほど定時間ごとに移動します。
強い日差しの中、スプリンクラーの回る水を見ていても涼しさを感じます。
この暑さにもかかわらず青々とした芝生が自慢です。

夏真っ盛りと言いたいところですが自然の中ではちゃくちゃくと秋の準備が始まっています。
ススキを思わせる「パンパスグラス」、夏の終わりを知らせています。

まだまだ若木ですが「ムクゲ」の花が...。
10数年を経た八重のムクゲがあるのですが…ムクゲはやはり白、そして一重が好きです。
だから一昨年に植え付けました。


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