2021年3月28日日曜日

雪柳

見頃を迎えたサクラに皮肉な雨です。
この強い風に耐えてくれるとよいのですが...。
念のため昨日、写真を撮っておきました(心配性なもので

裏庭からの撮影です、7~8分咲き?かな…。 2021/03/27

 春、「サクラ」の鑑賞になくてはならない名わき役のユキヤナギ。
庭を華やかにしてくれる圧倒的な存在感があります。

ユキヤナギ

レンギョウとユキヤナギ

庭の東端、庭との区切りとなる法面をユキヤナギの花が流れ落ちるように咲けば凄いだろうな…と、まずその第一歩となる植栽場をつくりました。
まぁ、法面を少し削って足場板で囲っただけですが、、、取り敢えず3メートル。


3mの囲いですが土が足りないので現在は2mです。
この春のうちにあと3mのばすつもりです。


3株のユキヤナギを植えました。

まだ、か細いユキヤナギなのでボリューム感は全然ありませんが2年後...いや3年後の春には圧倒的な存在感で楽しませてくれると思います。

2021年3月25日木曜日

 有馬周辺のサクラもあと3日もすれば見頃になるのかな...。
それほどの勢いで桜の開花が進んでいます。

ホロンのサクラも順調に咲いています。○〇
気になっていた「開花宣言」、本日無事に発令されました!
詳しくは施設長のブログをご覧ください。→(有馬ホロンの苑

サクラの開花の速さに比べてマイペースの「椿」がやっと咲きました。
これからしばらくの間、中庭のツバキ、外庭のサクラと両者共に入居者さまを楽しませてくれます。

薄い桃色に赤の絞り

濃い紅色から開くにつれ桃色に変化していきます。

上の2枚のツバキの写真は一つの株から咲いています。
いわゆる「五色の椿」です。
実際はまだ咲いていませんがもう一つ白覆輪の花が咲いて3色の花が咲く珍しい椿です。
手入れが悪かったのか実に5年ぶりです…3色揃うのは。。。

いいお天気です、庭でくつろぐ入居者さま

陽気とサクラ🌸に誘われてスマートフォン片手のカメラマンが増えてきました。

庭ではたくさんの花々が徐々に彩を加えてくれています。

2021年3月20日土曜日

アーモンドの花

 この数日の陽気に誘われて入居者さまの散歩姿が増えてきました。
少し歩いてはベンチに座り、また少し歩いては遠くの景色を眺めながらお友達と長々と立ち話を楽しんでおられます。

そして気になる桜ですが…、例年より早く庭の「アーモンド」が開花しました。
アーモンドの花がホロンの桜の開花近しの合図になるのです。。。

開花基準の標本木...?がホロンにもあります。
宣言をするのは施設長の判断ですが基準はわかりません....。

アーモンドの花


散歩と日向ぼっこ、そして話題は桜のこと。





2021年3月15日月曜日

野の花

 すっかり春らしくなってきました。○〇
花木の剪定も追いつかぬまま次々と芽吹きが始まっています。
春を迎える準備は山ほどありますが、なかなか思うようにはいきません。

サクラが咲くまでにと焦る気持ちを足元の野の花が和らげてくれます。
いつの間にか春が来ていたんですね。。。
去年より早く、何時もと同じ場所で「ハナニラ」が咲き始めています。
タンポポやムスカリも少しずつその数を増やしています。

ハナニラ

ムスカリ

サクラの蕾もかなり膨らんで開花予想を裏切らない勢いです。
この暖かさが続くのであればホロンでも、あと一週間ほどで開花ということに…なるかな?。

ソメイヨシノ

そしてサクラより数日早く咲く「アーモンド」の花が沢山の蕾をつけています。
沢山といっても再生途中?…なので細枝が2本だけですが、桜に比べると大きく濃い色の蕾が目を引きます。

アーモンド

毎朝、毎昼、食後の散歩を楽しむ時間が増えて入居者さまの観察力も磨きがかかってきました。
何を質問されるのか....緊張の季節です。



2021年3月10日水曜日

植樹式?

 

大きな穴です!

縦横、120㎝×90㎝ 深さも 90㎝はあろうかという大穴です。
一週間ほど前に少し大きめの穴を掘って欲しいとお願いしましたが、これほどとは...。
土が柔らかく掘りやすかったんでしょうね。

実は、高さ3メートルもある立派な「イロハモミジ」を寄贈して頂きました。
その大木?の植穴なんです。
そして今日、待望の「モミジ」が届きました。

午後から「植樹式?」です。
用意した植穴にブレンドした用土で植え付けます。
大きな植穴だけに大量の用土を必要としました…
        …だから元気に育ってくれることと思います。。。

「植樹式」の様子
施設長の「鍬入れ」ならぬスコップで仕上げの土入れ風景です。

イロハモミジ

裏庭のはずれに植えました。
庭のウッドデッキに腰かけて、遠く三田や北摂の山々を眺めながらモミジを楽しんでいただけるように。
入居者さまの散歩の楽しみが一つ増えました。
秋の彩りが楽しみです。



2021年3月5日金曜日

啓蟄

 暦では今日は「啓蟄」。
今日から冬ごもりしていた虫たちが起きてくるのです。
先日までに害虫(花にとって)防除をすませていますがなんとも複雑な気分です。

中庭では「沈丁花」(ジンチョウゲともチンチョウゲとも呼ばれます)の花が咲きだしました。
やはり香りのよい花です。
そして3種類の「クリスマスローズ」も少しずつうつむき加減に咲きました。

春の花々に先駆けて庭に彩りを与えてくれる貴重な花です。

ジンチョウゲ

クリスマスローズ、品種名を控えていなかったのを後悔しています。

斑入りの葉が美しいのです


うつむいて咲くので撮影が難しいです

白い花びらが清楚なクリスマスローズ


顔出しパネル

 先日(3月3日)の「ひな祭り」の節句、控えめながらも無事に終わりました。

コロナ禍でもあり盛大にという訳にもいかず、入居者さまにプリンをお配りして節句を祝いました。
何故?、プリンなのか…?
ひな祭りらしからぬお菓子だな...と思いましたが。。。

そしてご希望の方には「顔出しパネル」で記念撮影をすることになったのですが、この「顔出しパネル」は今回で3年目なのです。
飽きられているのではと少々心配していたのですが…これが意外と人気なのには驚きました。

入居者さまと施設長のツーショット

施設長の自作の顔出しパネルを菜の花と桃の花で飾りつけて過去の写真との違いをつけています。
しかし「顔出しパネル」の効果・・・馬鹿にできませんね。
来年はもっとバージョンアップしてみようかな...。

ガーベラ
花で包まれた節句です。





2021年2月19日金曜日

園芸療法

 寒い一日でした...。

三寒四温とはいうけれど氷点下まで下がらなくてもいいのでは...と思います。
汗ばむほどの陽気から一転してこの寒さ、そして明日から一気に気温が上がるらしいです。

庭では春に向けての消毒作業と寒肥やり。
風向きと土の凍らない日を選んでの作業だから予定通りにはいきませんね。
そんな焦り気味の目に黄色い花が映ります。
2月も半ばを過ぎるころ几帳面に咲く「姫リュウキンカ」の花です。



「キンツゲ」の足元に隠れたように咲き、夏前には地上部の葉も枯れ姿を消してしまいます。
ホロンの庭では春を告げる花です。

そして今日は園芸療法の日でした。
今日のプログラムは「花で作るお雛さま」・・・だったと思う。

ちいさな花のお雛さま飾りです

材料のスターチスの花

換気とソーシャルディスタンスに気をつけています。

久しぶりに見る「園芸療法」でした。
いつの間にか参加者も2倍に増えているのには驚きました。
コロナ禍のなか、行事やクラブ活動が縮小され入居者さまも楽しみを求めているような感じがします。

熱心に説明を聞く姿は幼い生徒のよう…。
作りたいと思う気持ちが集中力の源です。
ご自分の手で作るかわいいお雛さまに目を輝かせていました。

2021年2月8日月曜日

ひな飾り

 今日は朝からぐずつき模様のお天気です。
外での作業は諦めてお雛さまを飾ることにしました。

見慣れている方も、初めて見る入居者さまもひな人形を見ると目を輝かせています。
やはり女性にとって「お雛さま」は特別な思いがあるのでしょうね。

ひな壇の飾りは苦手です、女性陣にお任せしました。。。

館内の談話室にもさり気なく和紙で作られた「ひな人形」が飾られていました。


夕方から思わぬ雪模様、春はまだ遠いのかな...。

2021年2月6日土曜日

紅梅・白梅

 まだ2月も初旬ですが立春も過ぎ、春の始まりを感じています。
気持ちは春一直線です。

昨日から「寒肥」「消毒」と春を迎える作業に追われているのですが、とにかく広い…。
しかし、この作業で春以降の庭の運命...?、が決まると思うと手を抜きたくない思いでいっぱいです。

中庭では盆栽の梅が少しずつ開花し始めています。
一つ二つと毎朝の開花状態を観察してくれる入居者さまがふえてきました。
小さな盆栽ですが役割は大きそうです。

紅梅
白梅

 

 明後日(月曜)からの冷え込みが過ぎれば一気に開花してくれると思います。














  盆梅の横に鉢植えの「蝋梅」ロウバイを並べて置いています。
満月ロウバイ、下向きに咲くので撮影しにくい...。


「黄色い花の梅」があるの?…の問いかけに「ロウバイ」である事を伝えます。
蝋細工のような花びらで甘い香りが漂います。