2021年4月15日木曜日

カラス

 昨日の事、不思議な光景を見ました。
庭で作業をしていると一羽のカラスが草の塊をめくって何かを隠しているのです。
めくった草を丁寧に元に戻し、2度3度と手直ししてから安心したのか飛び立っていきました。

動物や鳥が食べ物を隠す習性があるのは多少わかりますが、カラスが…。
リスが冬に向かってドングリをあちらこちらに隠して、その隠し場所を忘れるという話は有名ですよね。
気になるので調べてみるとやはりカラスも貯食行動をするようです。
そして隠した場所を忘れることはないそうです。

そのカラスの行動からあることに思いあたりました。
3~4年ほど前から庭の鉢物、それも元気に育っている花の鉢にエビフライや魚の煮物、白ご飯の塊等あきらかに食事の残り物と思われるものが隠すように置かれている事が続いているのです。
あたかもきれいな花に肥料をあげているかのように思えるのです。
誰がこのようなことをするのかと寂しく思っていましたが...誰の仕業かわかりました。。。

ライラックの花
今が満開ですが昨年より色味が悪いように感じます…。



紙の鯉のぼり

 4月も半ばになり朝夕は冷え込むものの、日中は汗ばむほどの陽気です。
庭の花々も一気に芽吹きだし、その勢いに驚いています。

中庭の椿も今年は順調に花を咲かせて入居者さまを楽しませてくれています。



そして椿の優美さとは対照的な楚々とした姿の「オダマキ」が開花しました。
うつむき加減の花姿が可愛らしいと人気の花です。

オダマキ
この花が咲くと春も本番です。

「端午の節句」にむけての飾りつけも季節の移り変わりを告げるのに役立っているようです。

紙の鯉のぼり

折り紙の菖蒲の花

和紙で作った鯉のぼりに切り抜いた千代紙をうろこに見立てて一枚ずつ貼ってあります。
単純な作りといえば単純、手間といえば手間...結構、根気がいったと思います。
なんとも言えない味があるのです。
菖蒲の折り紙は作成途中の折り方がわからなくてかなり苦労したようです。
おかげさまで、ロビー中央で堂々と泳いでいます!

そして「端午の節句」といえば鎧ですね。
今は飾りつけの定番となった「鎧兜」を食堂前に飾りました。
もう8年になります。
作成当初は「ポリバケツと紙粘土で作ってある」...とちょっと自慢げな言葉も今は陳腐化してしまいました。







2021年4月5日月曜日

残花

 今日はもうすっかり葉桜です。


肌寒い一日でした。
庭に出ると、咲き残る花が新緑の季節を教えてくれます。

季節の移り変わり。
館内も職員手作りの「鯉のぼり」で飾りました。

食堂前の飾り棚
布で作った鯉のぼりです

ロビーの飾り棚は和紙と千代紙で作った鯉のぼりですが写真を撮るのを忘れてました。




自称「花兜」、
事務所カウンターの横に飾ってみました。

端午の節句に鎧兜は欠かせませんよね、長年頑張ってくれています。

2021年4月4日日曜日

お花見

あいにくのお天気でしたが今日は「お花見」。


厨房職員が頑張って「フィッシュバーガー」を作ってくれました。
可愛らしいイチゴいっぱいのデザート付きです。

テラスと庭に特別席を設けてお花見気分を味わっていただく趣向でした。
食後は庭に出て写真でもと思っていましたが途中から降りだした雨で撮影は諦めました。

庭での撮影は諦めて館内で記念写真

施設長は先日から「雨でも、一人でも庭で食べる!」の宣言通り土砂降りのテントの下でハンバーガーを食べていました。

写真ではわかりづらいですが本降りの雨です!


2021年3月28日日曜日

雪柳

見頃を迎えたサクラに皮肉な雨です。
この強い風に耐えてくれるとよいのですが...。
念のため昨日、写真を撮っておきました(心配性なもので

裏庭からの撮影です、7~8分咲き?かな…。 2021/03/27

 春、「サクラ」の鑑賞になくてはならない名わき役のユキヤナギ。
庭を華やかにしてくれる圧倒的な存在感があります。

ユキヤナギ

レンギョウとユキヤナギ

庭の東端、庭との区切りとなる法面をユキヤナギの花が流れ落ちるように咲けば凄いだろうな…と、まずその第一歩となる植栽場をつくりました。
まぁ、法面を少し削って足場板で囲っただけですが、、、取り敢えず3メートル。


3mの囲いですが土が足りないので現在は2mです。
この春のうちにあと3mのばすつもりです。


3株のユキヤナギを植えました。

まだ、か細いユキヤナギなのでボリューム感は全然ありませんが2年後...いや3年後の春には圧倒的な存在感で楽しませてくれると思います。

2021年3月25日木曜日

 有馬周辺のサクラもあと3日もすれば見頃になるのかな...。
それほどの勢いで桜の開花が進んでいます。

ホロンのサクラも順調に咲いています。○〇
気になっていた「開花宣言」、本日無事に発令されました!
詳しくは施設長のブログをご覧ください。→(有馬ホロンの苑

サクラの開花の速さに比べてマイペースの「椿」がやっと咲きました。
これからしばらくの間、中庭のツバキ、外庭のサクラと両者共に入居者さまを楽しませてくれます。

薄い桃色に赤の絞り

濃い紅色から開くにつれ桃色に変化していきます。

上の2枚のツバキの写真は一つの株から咲いています。
いわゆる「五色の椿」です。
実際はまだ咲いていませんがもう一つ白覆輪の花が咲いて3色の花が咲く珍しい椿です。
手入れが悪かったのか実に5年ぶりです…3色揃うのは。。。

いいお天気です、庭でくつろぐ入居者さま

陽気とサクラ🌸に誘われてスマートフォン片手のカメラマンが増えてきました。

庭ではたくさんの花々が徐々に彩を加えてくれています。

2021年3月20日土曜日

アーモンドの花

 この数日の陽気に誘われて入居者さまの散歩姿が増えてきました。
少し歩いてはベンチに座り、また少し歩いては遠くの景色を眺めながらお友達と長々と立ち話を楽しんでおられます。

そして気になる桜ですが…、例年より早く庭の「アーモンド」が開花しました。
アーモンドの花がホロンの桜の開花近しの合図になるのです。。。

開花基準の標本木...?がホロンにもあります。
宣言をするのは施設長の判断ですが基準はわかりません....。

アーモンドの花


散歩と日向ぼっこ、そして話題は桜のこと。





2021年3月15日月曜日

野の花

 すっかり春らしくなってきました。○〇
花木の剪定も追いつかぬまま次々と芽吹きが始まっています。
春を迎える準備は山ほどありますが、なかなか思うようにはいきません。

サクラが咲くまでにと焦る気持ちを足元の野の花が和らげてくれます。
いつの間にか春が来ていたんですね。。。
去年より早く、何時もと同じ場所で「ハナニラ」が咲き始めています。
タンポポやムスカリも少しずつその数を増やしています。

ハナニラ

ムスカリ

サクラの蕾もかなり膨らんで開花予想を裏切らない勢いです。
この暖かさが続くのであればホロンでも、あと一週間ほどで開花ということに…なるかな?。

ソメイヨシノ

そしてサクラより数日早く咲く「アーモンド」の花が沢山の蕾をつけています。
沢山といっても再生途中?…なので細枝が2本だけですが、桜に比べると大きく濃い色の蕾が目を引きます。

アーモンド

毎朝、毎昼、食後の散歩を楽しむ時間が増えて入居者さまの観察力も磨きがかかってきました。
何を質問されるのか....緊張の季節です。



2021年3月10日水曜日

植樹式?

 

大きな穴です!

縦横、120㎝×90㎝ 深さも 90㎝はあろうかという大穴です。
一週間ほど前に少し大きめの穴を掘って欲しいとお願いしましたが、これほどとは...。
土が柔らかく掘りやすかったんでしょうね。

実は、高さ3メートルもある立派な「イロハモミジ」を寄贈して頂きました。
その大木?の植穴なんです。
そして今日、待望の「モミジ」が届きました。

午後から「植樹式?」です。
用意した植穴にブレンドした用土で植え付けます。
大きな植穴だけに大量の用土を必要としました…
        …だから元気に育ってくれることと思います。。。

「植樹式」の様子
施設長の「鍬入れ」ならぬスコップで仕上げの土入れ風景です。

イロハモミジ

裏庭のはずれに植えました。
庭のウッドデッキに腰かけて、遠く三田や北摂の山々を眺めながらモミジを楽しんでいただけるように。
入居者さまの散歩の楽しみが一つ増えました。
秋の彩りが楽しみです。



2021年3月5日金曜日

啓蟄

 暦では今日は「啓蟄」。
今日から冬ごもりしていた虫たちが起きてくるのです。
先日までに害虫(花にとって)防除をすませていますがなんとも複雑な気分です。

中庭では「沈丁花」(ジンチョウゲともチンチョウゲとも呼ばれます)の花が咲きだしました。
やはり香りのよい花です。
そして3種類の「クリスマスローズ」も少しずつうつむき加減に咲きました。

春の花々に先駆けて庭に彩りを与えてくれる貴重な花です。

ジンチョウゲ

クリスマスローズ、品種名を控えていなかったのを後悔しています。

斑入りの葉が美しいのです


うつむいて咲くので撮影が難しいです

白い花びらが清楚なクリスマスローズ