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2021年2月19日金曜日

園芸療法

 寒い一日でした...。

三寒四温とはいうけれど氷点下まで下がらなくてもいいのでは...と思います。
汗ばむほどの陽気から一転してこの寒さ、そして明日から一気に気温が上がるらしいです。

庭では春に向けての消毒作業と寒肥やり。
風向きと土の凍らない日を選んでの作業だから予定通りにはいきませんね。
そんな焦り気味の目に黄色い花が映ります。
2月も半ばを過ぎるころ几帳面に咲く「姫リュウキンカ」の花です。



「キンツゲ」の足元に隠れたように咲き、夏前には地上部の葉も枯れ姿を消してしまいます。
ホロンの庭では春を告げる花です。

そして今日は園芸療法の日でした。
今日のプログラムは「花で作るお雛さま」・・・だったと思う。

ちいさな花のお雛さま飾りです

材料のスターチスの花

換気とソーシャルディスタンスに気をつけています。

久しぶりに見る「園芸療法」でした。
いつの間にか参加者も2倍に増えているのには驚きました。
コロナ禍のなか、行事やクラブ活動が縮小され入居者さまも楽しみを求めているような感じがします。

熱心に説明を聞く姿は幼い生徒のよう…。
作りたいと思う気持ちが集中力の源です。
ご自分の手で作るかわいいお雛さまに目を輝かせていました。

2021年2月6日土曜日

紅梅・白梅

 まだ2月も初旬ですが立春も過ぎ、春の始まりを感じています。
気持ちは春一直線です。

昨日から「寒肥」「消毒」と春を迎える作業に追われているのですが、とにかく広い…。
しかし、この作業で春以降の庭の運命...?、が決まると思うと手を抜きたくない思いでいっぱいです。

中庭では盆栽の梅が少しずつ開花し始めています。
一つ二つと毎朝の開花状態を観察してくれる入居者さまがふえてきました。
小さな盆栽ですが役割は大きそうです。

紅梅
白梅

 

 明後日(月曜)からの冷え込みが過ぎれば一気に開花してくれると思います。














  盆梅の横に鉢植えの「蝋梅」ロウバイを並べて置いています。
満月ロウバイ、下向きに咲くので撮影しにくい...。


「黄色い花の梅」があるの?…の問いかけに「ロウバイ」である事を伝えます。
蝋細工のような花びらで甘い香りが漂います。

2021年1月23日土曜日

新年を祝う

 毎年この時期は「新年会」の準備も大詰めで、あわただしく動いている時なのですが...静かな日常が続いています。
コロナ禍の中、多くの制約を抱えながらの行事は色々と難しいものがあると思います。

その新年を祝う大切な行事が1週間後に控えています。
本来なら「新年会」という大きな行事になるのですが...今年はご馳走を頂くのみで新年を祝います。
童謡クラブ「ホットタイム」の先生方、そして毎年2回もコンサートを催してくれる女性コーラスグループの「アンダンテ」の皆さまからビデオメッセージを頂いています。
どちらも大変長いお付き合いです。
食事とともに披露したいと思っています。

そして施設長の提案で食事の時に職員による余興をビデオで観ていただく事になっています。
新たな収録は無理なので過去の映像を編集したもので楽しんでいただきます。
中止や縮小せざるを得なくなった行事の数々が映像で復活します!

そして節分。
今年は2月の2日です!、124年ぶりだそうです。
ロビーを節分向けに飾りました。
正月飾りからあまり変わり映えしませんね・・・。


盆栽の梅、一つ二つと少しずつ膨らんでいきます。
梅の蕾は真ん丸で可愛らしいです。
その膨らんでいく様子を毎朝報告してくれる入居者さまに感謝です。






2021年1月18日月曜日

盆梅(ぼんばい)

 先日の寒波で傷んだ植物達を片付けたあとの空間をどうするか…悩んでいます。
損失?は大きいです。

「松の内」も明けて正月飾りを片づけたのを機に中庭の植栽も少しばかり変えてみました。
まだ蕾も固く、飾るには早いかなと思いましたが...この寒さに打ち勝つためには春のイメージづくりも大事かと思い「梅の盆栽」を前面に飾ってみました。

盆栽といってもまだ小さな盆栽ですが8鉢ほど育てています。
小さくても9~12年ほど育てているものがほとんどです。


紅梅に白梅、くねくねした枝の雲竜梅としだれ梅を並べているのですが花が咲いていないので寂しいですね。
これから陽射しとともに蕾が膨らんでいく姿を楽しんでいただけると思います。

そして飾ったついでに端材でネームプレートを作りました。○〇


本当は「ホロンの盆梅展」と書きたかったのですが「展」はまだ数年先かなと思って遠慮しました。
なかなか気に入っています。


2021年1月12日火曜日

凍てつく寒さ

 先日来より続く厳しい寒さ。
暖冬傾向が続いていた中で異常とも思える寒さです。
先々日は最低気温が氷点下9℃、出勤時では氷点下7℃でした。

今朝はこの数日の厳しさから比べると緩やかでしたが明け方からの雪で?㎝の積雪でした。


除雪作業が終わって…
ハナミズキに咲く雪の花にうっとり。

この氷点下の日が数日続く中で花びらや葉が凍てプラスチックのようになっているのには驚きます。
多くの木々や花々の被害も相当なものです。

シマトネリコ
庭づくりを始めて最初に植えた樹木です。
50㎝ほどの幼木を植えてから8年くらいになります。
今では樹高3メートルの立派な木に育っています。

シマトネリコ...育てやすい木ですがこの氷点下の続く中では耐えきれないようです。
常緑のシマトネリコ、茶色く変色しているのは凍結によって枯れているのです。

明日は穏やかな晴天になるそうですが・・・。






2020年12月31日木曜日

大晦日

 令和2年ももうすぐ終ろうとしています。
大晦日の朝は昨夜来の雪でうっすらと雪化粧です。
北部での荒れたお天気のことを思えば「風情ある景色」と喜んでいてはいけないのかもしれませんが過ごしやすい大晦日になりました。
何かとあわただしい年でもありましたが、来年はよき年でありますようにお祈りしています。

ホロンの館内も新年を迎えるべく急ピッチでXmasからお正月へと模様替えをしました。

飾り物が少なくちょっと寂しかったので久々に花を活けてみましたが…
今回はなぜか恥ずかしかったです。
背面には長寿の象徴といわれている「折り鶴」を散らしてみました。

中庭もお正月らしく葉牡丹や千両、ツバキなどで和の雰囲気を醸し出しています。
梅の盆栽はまだ蕾も小さくてお正月には楽しめませんが1月の終わりごろに盆梅展?ができれば...と思っています。

髄が朽ちた元茎から芽を出した葉牡丹、
葉に溜まる雨や雪の重みで茎が折れるので玩具の和傘をさしてみました。
(牡丹に和傘は似合いますが...どうでしょうか?)
縁起物の千両と一輪だけですがツバキの花。


食堂内です、お正月気分を盛り上げて「おせち料理」楽しんでもらいたいと思います。

食堂前の飾り棚
和紙人形のお稚児さん達
お正月らしく手毬遊びや羽子板をする子供たち...入居者さまたちに人気です。
何時ものごとく職員のUさんの作品です。

天気予報では大晦日から正月3ヶ日にかけて荒れたお天気(大雪)が続くと注意を呼び掛けていますが、皆さまが良いお正月を過ごされることを願っています。



2020年12月27日日曜日

葉牡丹

 昨日(26日)、あわただしくXmasの飾り物を片付けました。
入居者さまから「寂しくなるから少し残して…。」のお声に、すぐにお正月用に飾りなおす事を伝えると納得されたようで笑顔でうなずいておられました。

そして今日は朝からお正月の準備です。
中庭をXmasバージョンからお正月バージョンへ・・・と模様替えです。
大きなポインセチアのツリーとイルミネーションを片付け「松」や「梅」の盆栽を主体にツバキ類に置き換えていきます。
それだけで「和」の雰囲気です。
大急ぎで葉牡丹で寄せ植えを数種作って傍に添えればお正月気分になりました。

ハボタン
葉牡丹
洋から和への模様替えが面白かったようで入居者さまに喜んでいただけたようです。






2020年11月30日月曜日

ツバキ

 気が付けば明日はもう12月。

中庭で早咲きのツバキが開花していました。

ツバキ

名前はわかりませんが猪口咲きの可愛らしい花です。
小ぶりですが7種ほどのツバキを育てていますので、これから来春にかけて入居者さまの目を楽しませてくれると思います。




2020年11月5日木曜日

初秋

 


枠からはみだす「もみじ」です。
わざとサイズを大きくしています・・・。
中庭を掃除していてちょっと見とれてしまいました。

譲っていただいたときに「珊瑚閣もみじ」とお聞きしています。
葉が落ちた後も赤い枝が楽しめるのです。

これからホロンの庭の木々もいっきに紅葉、黄葉が進んでいきます。

そしてオリーブの実もどんどん熟してきました。

オリーブ、完熟の一歩手前くらいかな…?
思ってたよりも多い収穫です!
ちょっと入れ物がわるいですね....竹籠か何かもう少しお洒落な入れ物で撮りたかったです。

今回の収穫分はお酒に漬けて「オリーブ酒」に挑戦するそうです。
日本酒とか焼酎とか言っていましたけどリカー酒と氷砂糖が(少し甘めで)いいのでは.....と思いますが。
とにかくこれも半年待ちです。

-------p.s.  オリーブの実は日本酒とか焼酎と相性がいいのだそうです。--------



2020年11月3日火曜日

オリーブの実

 オリーブの実が熟してきました!
どのカラースケールで摘むか難しいところです。
全体的に赤紫から濃い赤紫色に熟したものを順次摘み取ることにしました。
摘み取った実は小さなブドウのようでもありブルーベリーのようにそのまま食すことができそうな感じがします。


オリーブの実は塩漬けと味噌漬けにして苦みを取ることにしました。
もっとも私が調理するわけではありませんが…。
料理のお上手な職員のUさんにお願いしています。
オリーブは「ルッカ」という実が少々小粒な品種ですので種抜きに困るということで種付きのまま漬けることにしました。
収穫の量的な問題はありますが「オリーブオイル」づくりも可能です!
あく抜き…ではなく苦みを抜くのには結構な日数がかかるそうで味見はしばらくお預けです。

今年は珍しく「花梨」「ザクロ」ともに引き取り手がありました。○〇
ザクロの実の効能に気づいてくれたのかな?.....結構な人気でした。
毎年、たくさんの実をつけてくれるのですが処分するしかなかったので嬉しかったです。

他にも柿やブルーベリーが2種、ヤマボウシがたくさんできます。
柿とヤマボウシは熟すのを待ってカラスや小鳥たちが食べつくしてしまいます。
ブルーベリーは入居者さまが少し、そして庭の作業をしながらUさんがつまんでしまいます。

少しばかり収穫の秋も楽しめる庭になってきました。

2020年10月29日木曜日

ひなたぼっこ

 今日も秋晴れの良いお天気。
暖かな日差しの朝は玄関先のベンチが特等席です。
今朝も仲の良いお二人がベンチ.....ではなくMyシルバーカーに座り、目の前の斜面に向かって座っています。
座る向きが反対でこちらに背中を向けているのが不自然なので声をかけてみました。
「何か綺麗な景色が見えますか?」って。
返ってきたお言葉が「背中を温めている。」.....景色を楽しんでいるように見えたのは、お日さまに背を向けて背中を温めていたんだそうです。
気持ちのいいホロンの朝でした。

赤く染まった桜の葉が落ちたこれからが秋本番。
山々の紅葉・黄葉のはじまりです。


2020年10月9日金曜日

シュウメイギク

 秋の風情を醸しだすシュウメイギク(秋明菊)の花。

シュウメイギク
シュウメイギク
ホロンでも白とピンクの2種類を育てています。
先月の中頃から咲き始め、今見ごろを迎えています。
名前に菊(キク)とつきますがアネモネの仲間です。
毎年この時期になるとブログでも紹介するのが恒例のようになっていますが、八重咲き種があるのを知りませんでした。
そしてその八重咲きのシュウメイギクが先日、中庭に仲間入りをしました。○〇
楚々としたその立ち姿が素敵ですね。

シュウメイギク八重咲き
八重咲きのシュウメイギク

最近は庭の手入れも後手後手に回り基本的なことがおろそかになってしまっています。
秋に向かっての彩りの無さに愕然としていると、植え込みのあいだから点々とオレンジ色の花が見え隠れしています。
かすかな芳香にキンモクセイが咲いていることに気づきました。

キンモクセイ
キンモクセイ

天候不順であっても、その時期、その月になると几帳面に花を咲かせる木々に不思議を感じます。




2020年9月24日木曜日

秋の始まり

 ホロンの桜が色づいてきました。



本格的な紅葉はまだまだ先ですが、
朝晩の冷え込みが秋らしくなり過ごしやすい日が続いています。

秋の味覚…かな?、ホロンの庭ではカリンやザクロの実が沢山なっています。
そしてオリーブの実も……
お腹を充たしてくれる果実で無いのが残念ですが....。

紅葉が綺麗なオオデマリ
ザクロ、いつも10数個の実がなりますが誰も見向きもしません。
オリーブの実もたくさんできています!
食べるのにあく抜き等ひと手間かかりますが挑戦してみようかと思います。
もう少し熟すまで待ってから.....。

花梨です。
果実酒にして喉の薬にどうですか.....と勧めてみますがどなたもいらないようです。
ホンコンエンシス(ヤマボウシ)の赤い実。
サクランボほどの大きさ、甘くておいしいです。
株元にかじった実が捨てられています。




2020年9月14日月曜日

たますだれ

ちょっと名前が純和風すぎて花のイメージと違和感があります。
今日、芝生の手入れ中に 見つけました。
季節外れの「オオアマナ」と.....勝手に思い込み、「踏みつぶさないで」の注意をもよおす立て札まで設置してきたのですが間違ってました。
「たますだれ」でした。



春に咲く「オオアマナ」と夏の終わりに咲く「たますだれ」、本当によく似ています。
明日、人目に付く前に立札をはずしておかなければ.....。




2020年9月1日火曜日

水音

 9月ですね…
まだまだ厳しい暑さですが、
朝の水遣りで一服の涼をいただきました...?

水琴窟のような...とは言いませんが排水溝に落ちていく水音が中庭に響きます。
水の音に耳を澄ませると水辺にいるかのような爽やかさを感じます。
朝の水遣りの光景です。


庭では夏の花に混じって「秋明菊」が咲きだしました。
厳しい暑さが続くころに秋を代表するかのような名前が気持ちを涼しくさせてくれます。

一輪の「秋明菊」


2020年8月24日月曜日

ヤブラン

今日も格別の暑さでしたね。(有馬、34℃)

ずっと気になっていたアジサイの剪定を兼ねて鉢替えをしました。

もう少し涼しくなるのを待ったほうが良かったのかもしれませんが、申し訳ないほどの根詰まりが気になって仕方がなかったものですから強行してしまいました。

中庭で育てているので鉢のサイズをこれ以上大きくできません。

それで根鉢を半分まで切り戻したのですが…これも気になります...ちょっと乱暴すぎたかな?

今日は頑張って7鉢の植え替えをしました...まぁ、結果が悪ければ頑張ったことにはなりませんが...。
しばらくは日陰で管理して様子を見ます。

あと3鉢と大型のプランターが残っています。

ヤブランです。
先日から咲きだしました!
青紫の花と美しい葉が素敵です。
常緑で一年を通して草姿を保ち暑さ寒さに強く、日向日陰を選ばない強い性格…私にとっては理想的な植物です。


 

2020年8月21日金曜日

涼味

大変な暑さの日が続きます...。
「危険な暑さ」…と注意報が毎日のようにでます。

新型コロナ・熱中症等、安心できる日はなかなか遠いように思います。
入居者さまも外出や買い物もままならず、気が滅入っている方も増えてきたように思います。
そんな中、久々の行事としての「文化祭」に向けて、作品作りなどで気を紛らわせてもらえれば一石二鳥の効果があるかもです・・・この時期にして、なかなかいい企画だと思います。
久しぶりの行事、楽しみですね。

そしてこの暑さにぐったりしている皆さまに「涼」をプレゼントしようと中庭に「噴水」を設置しました。

わかりますか?、中央のレンガ積みの円筒から噴水が…。
朝食と昼食時のみですが食堂への道すがら?「涼」を感じていただくつもりです。
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「 暑いという前提があって、それに特殊な条件が加わって初めて涼しさが成立する。
暑さのない所に涼はない。」 ー寺田寅彦のエッセイからの引用ー

水の流れや水音は心に涼しさを感じさせてくれます。

外の気温は33℃、中庭は30℃でした。
3分ほどのテストの噴水の効果で27℃まで下がりました。

植物で満たされた中庭は周囲より気温が2~3℃低い場所です。
葉の蒸散作用に加え、噴水の気化熱で涼しい場所になります。

施設の玄関先にもミストを...これはもう一つですね。
まぁ、気持ち程度「ミスト」を感じてください。
わかりづらいけど…少しもやもやっとしているのがミスト。
設置する場所も悪かったかな。

毎日の水遣りで一番苦労する「庭」。
この暑さで灌水した水がすぐに湯だったようになります。
特に鉢物(葉物)は暑さ(水切れ)でぐったり、昼過ぎには灌水した水が湯だってぐったり。
水遣りの時間や植物によっての間隔に気をつかいます
広い庭に?大変重宝します。水圧が低いのと水栓が一つしかないので一つのスプリンクラーを4回ほど定時間ごとに移動します。
強い日差しの中、スプリンクラーの回る水を見ていても涼しさを感じます。
この暑さにもかかわらず青々とした芝生が自慢です。

夏真っ盛りと言いたいところですが自然の中ではちゃくちゃくと秋の準備が始まっています。
ススキを思わせる「パンパスグラス」、夏の終わりを知らせています。

まだまだ若木ですが「ムクゲ」の花が...。
10数年を経た八重のムクゲがあるのですが…ムクゲはやはり白、そして一重が好きです。
だから一昨年に植え付けました。