2020年7月19日日曜日

ダリア

先日、夏の花を話題にしましたが、ダリアの花も夏の花といえますね。
ポンポンダリアを少しだけ育てています。

入居者のMさんから昨日、ご自身が育てておられるダリアを飾ってほしいと申し出がありました。
Mさんは2坪ほどの花壇で色々な野菜を育てておられのですが、数年前にお分けしたダリアも毎年上手に花を咲かせておられます。
せっかく咲いた花も誰の目にも止まらないのが残念だから活用してもらえないかと...。

それでさっそく食堂前の飾り棚に飾らせていただきました。
中央の和紙人形は職員のUさん作で、
季節や節句ごとに合わせた人形を飾っていただいています。
そのとなりに出石焼の花器に「オオデマリ」の葉と「ゴンフォスティグマ」をあわせて活けてみました。
いずれも庭で育てているものです。
この場所なら食事のたびに全員の眼に触れるのでMさんも大変喜んでおられます。

生花を飾るのは「新年会」以来ですね...。
以前は間を開けずに生花を活けていたのですが消毒作業等に支障があるかと思い控えていました。
ただ、一晩明けた今頃はしおれているかもしれませんが・・・。


庭で「オリズルラン」を育てています。
今年、地域の「さくらまつり」に参加するために昨年から増やしてきたものです。
行き場を失った沢山の子株の手入れに追われています。


空気を洗浄する能力のあるオリヅルランだから館内にたくさん飾ることにします。

2020年7月17日金曜日

夏の花

安定したとはいえないけれど異常な豪雨は落ち着いたのかな?
豪雨被害にあわれた地域の方々にとっては、これから日常生活を取り戻すまで大変な日々が待っているのでしょうけれど...。

梅雨明けも来週あたりかな…?
本格的な夏を迎えることになります、これからは暑さとの戦いになりますね。
今年の夏、ホロンの庭は夏の花がなくちょっと寂しい風景になります。
長い雨で「芝」も「草」もよく育っています。

セイヨウニンジンボク

夏の花といえば「西洋ニンジンボク」の花が盛期を迎えています。
馴染みのない方も多いかと思いますが青紫ともすみれ色とも表現される爽やかな青色が夏に似合います。
60㎝ほどの苗木が2m近くまで育ちました。
名前が「西洋ニンジンボク」と...ちょっとさえない名前ですが「チョウセンニンジン」の葉に似ていることが名前の由来らしいです。

セイヨウニンジンボクの花

「サルスベリ」の花も厳しい日差しに似合う花と思いますが、こちらはうどん粉病で花は望めそうもありません。


2020年7月9日木曜日

梅雨空

続く雨に庭の手入れもおろそかになっています。
来週から予定されている「見学会」にはいい状態にしておきたいと....少し焦っていますが。
木々の剪定や刈り込み、芝刈りは雨の止み間にというわけにもいかず、芝刈り以外は今シーズンはあきらめようかと思っています。

今日も少し庭の状態を確認しに行くとシモツケの花が色づいていました。
梅雨空に紅色の花が映えます。

シモツケ

そしてひそかに期待しているオリーブの実も順調に成長しているようです。
オリーブの実(ルッカ)、少し大きくなっています。○〇

品種はわからないブルーベリー、薄ピンクの実がたくさんできています。

先週プレスした押し花です。
まぁ、こんな感じかな...


それで、これをどうするかですが....とりあえず100均で購入した額に仕立てて掲示板に飾ってみました。

プレスする日数は別として押し花をランダムに貼り付けるだけなら10数分で完成。
アイロンや電子レンジを利用する方法もありますがプレスする時間を待つのも楽しみの一つですよね。
季節の花を押し花で楽しむのいいですね。
やっぱりもっと大きなプレス機を作りましょう。

記録的豪雨

 九州全域で発生した記録的豪雨により大きな被害が発生しています。
被災されました皆さまに、心よりお見舞い申し上げます。

連日のように雨の日が続きます。
テレビでは「何十年に一度」「記録的」「想定外」の言葉が飛び交います。
映像で見る被災された各地の状況には胸が痛みます。
「新型コロナ」による自粛に耐えた矢先の災害。
復興とは「一度衰えたものが再び勢いを取り戻す事を指す。」ウィキペディア(Wikipedia))

一度でなく毎年、各地で繰り返される復興。

2020年7月5日日曜日

見学会のお知らせ

介護支援事業所向けの見学会のお知らせです


「施設長日記」に見学会の詳しい説明をしております。
(クリックしていただければ「施設長日記」に移動します。この機会にブックマークの登録をおねがいします。)

ぜひ、お気軽にお問い合わせください。



2020年7月2日木曜日

7月です。

7月ですね....。
ほんとうに一年の半分が過ぎてしまいました。
中止となった「ひな祭り」「端午の節句」「お花見」「日帰り旅行」等の行事、そして本来なら今月末には盛大な「夏まつり」が行われるはずでした。
生活の中で制限される不自由さが気持ちを暗くしています。

この不自由さから早く抜け出せるよう短冊に願いを込めて飾ります。
ロビーと食堂前に「たなばた飾り」を設置しました....若葉みずみずしい新竹で一晩で枝がだらしない姿になりました。
だから写真はありません。

中庭で鉢植えで育てている竹を七夕風にしてみました。



誰からも何の評判も聞こえませんが....気が付いていないのかもしれません。
願いが叶いそうな感じでもないですけどね。


先日、押し花づくり、ちょっと試してみました。
素材に適した花はすぐに手に入る環境にあります。

集めた素材
ガクアジサイ・マツバギク・バコパ・バーベナ・カタバミ・バラ

ガクアジサイ、このままで既にきれいです。

2段目3段目と重ねていきます。

プレスして開けるのは7日後....のつもりです

たぶん綺麗にできていると思います。
日曜日(7/5)が楽しみです。
プレス機はやはり小さいですね。
もう少し大きめ....A4サイズくらいのを作ろうかな。

2020年6月27日土曜日

押し花

昨日は数ヶ月ぶりの「園芸療法」の予定でした。
はっきりとは憶えていませんが多分1月以来ではないかと思います。
(もし間違ってたらすみません。)
新しく入居された方に「園芸療法」の楽しさと参加を進めておられる入居者さまもおられましたが残念ながら中止になったようです。

新型コロナの問題が解決したわけでもなく自粛生活に慣れた日常の中ではやはり何か退屈しのぎを探しておられる様子です。
何か三密にならずに楽しめる事はないかと・・・考えてはいたのですが・・・今日ふと閃いたのが「押し花」です。
庭で(今はアジサイ)花を摘んでお手製のプレス機に挟むだけ。
一週間ほど待ってできた押し花でしおりやハガキを作る....う~む、まるまる「園芸療法」ですね....ダメか。
押し花にしたコスモスを金紙に貼りました

15年ほど前に工作材で作った木製のプレス機です。
けっこうな圧をかけて挟むことができるので薄くて綺麗に仕上がります。
お手製の木製プレス機

ホームセンターで購入した飾り台で作っています。
蝶ネジで締め付けるだけなんですけどね。

これを使うとご高齢の方でも綺麗に作れると思いますが....できた押し花をどうするかがまた思案ですね。
それか、園芸療法で利用する素材づくりでもいいのでは....。
またまた余計なことかな....。

中庭では花芽の数は少ないもののアガパンサスと桔梗の花が開花しました。
爽やかなブルーです。

アガパンサス

桔梗

そして先日(22日)、ブルーベリーを紹介しましたが写真は「ヌイ」という品種で、結構大粒な実になることがわかりました。
植栽(鉢植え)して3年か....ほとんど世話もしていないのに綺麗な実をつけてくれました。
ブルーベリーの事は詳しくないのですが、その熟していく速さにも驚いています。
比べかたは悪いですがパチンコ玉くらいの大きさです。

ブルーベリー  ヌイ
薄いピンクから紫色とも赤みのさすピンク、そして濃いブルーから黒に近く熟すグラデーションの綺麗さというか可愛らしさは摘むことに罪悪感を感じるほどです。
上手に育てると100円玉、もっと上手に育てると500円玉ほどの大粒になるそうです。
熟した実は早く摘んで食べなければ甘く酸味の利いた風味がぼやけてくるそうなので毎日、一つ二つと熟した順番に食べています。


2020年6月22日月曜日

オリーブの実

蒸し暑いもののいいお天気が続いています。!
昨日は雨が続いた後の庭の手入れです。
この時期、蒸れで痛んでいく花が多いので気が抜けません。
外では入居者さまの育てているアジサイが開花し始めました。
やはりアジサイほど梅雨に似合う花はないですね。

本格的に色づくのはもう少し

そして夏に向かっていく中で咲く花々が貴重な存在です。
入居者さまから「あの背の高い花は何?」「あの黄色い花は何?」...と質問される回数が多くなるのも何故かこの時期です。
ときおり(いや....しょっちゅうかな?)、花の名前が出てこない事も多く、頂いた花や植えた覚えのない?花もあり答えるのに躊躇する場面もあります。

花の名前が出てこない時はつらいのです。
ここまで、ここまでと喉のあたりまで来てるんですが出てこない。
そしてせっかく興味を示してくれているのに期待に応えられないつらさ....。

木や花にネームプレート(名札)を付ける作業を少しづつ進めていますがなかなか進みません。
主だったものだけでもいそぎたいですね。
少しの説明をつけて読んでいくだけでも楽しくなるような....そんなプレート。

クレマチス

ストケシア....とにかく丈夫です。

ブルーベリー、小さいけれど3種類育てています。

中庭では4種のホスタがそれぞれ花芽を大きく伸ばしています。

ホンコンエンシス
花の多さに驚かれる方が多いです。
ハナミズキともヤマボウシとも....常緑種のヤマボウシですね。
秋にはサクランボほどの赤い実がなって食べられるようになります。
とても甘いです。

オリーブの木、たぶん「ルッカ」という品種....?

オリーブの実
昨年の2月に寄贈して頂いたオリーブの木です。
強い風の日には倒れてしまうので仮に支柱をしています。
ちょっと不細工ですがなかなか時間が....地植えにしようかと思っているのですが。
今年はたくさんの花を付けました。
これが全部オリーブの実になるのかと皮算用しています。

2020年6月16日火曜日

風知草

梅雨の晴れ間が続いていますが、この蒸し暑さはたまりませんね。
館内も換気のため、ほぼすべての窓を開けているため冷房の効果があまり感じられません。
暑いものは暑いですが…「涼」を少しでも感じていただくため....例年のごとく「風鈴」を食堂前のフロアに吊りました。
涼やかな音色と揺らぐ短冊で涼を感じます。(...?)

施設の広さからは少々ちいさめですが、これでも1階フロア全体に音色は伝わります。
…さすがは南部鉄。

涼を求めて風を演出する役割も庭に感じます。
木々の葉が見せる葉裏の白さが風の流れを感じさせてくれます。
そして中庭に一鉢、「風知草」(フウチソウ)を育てています
風になびく涼しげな草姿と、「風を知る草」…雅な名前が好きなんです。
俳句などにも使われそうですね。
写真は少し栄養不足ですが「風知草」です。

風知草

館内といっても1階だけですが季節的にアジサイをテーマにして飾り付けをしています。
掲示物にも「紫陽花」「あじさい」「アジサイ」といろいろな表現をしています…が。
それが「アジサイ」は「紫陽花」ではないと今日の夕刊のコラムに出ていました。
興味のある方は6月16日付けのY新聞の夕刊を読んでみてください。
また、
--- 「彩りを変えていく道端の花々につかの間の涼を求めつつ、まとわりつく暑さをしのぎたい。」--- この一節は私のお気に入りです。




2020年6月12日金曜日

梅雨入り

うっとうしいお天気が続きますね。
とうとう梅雨入りした模様です。
入居者さまにとって一部解除されたとはいえ生活の中ではまだまだ自粛をお願いしている中、朝の散歩等もままならない日が続くようになります。
運動不足になるのを気になさっておられる方もおられますが…。

                 - 梅雨空の中庭で -


中庭では梅雨をむかえてリシマキアが最盛期です!
ここでもどこからともなくドクダミの花が…。
自分に適した場所を自分の力で見つける花は強いのです。
黄色の花の中で一輪二輪と白い花が程よいアクセントになっています。

季節も知らぬ間に梅雨を迎え、一年の半分が過ぎていこうとしています。
例年、今頃は「夏まつり」の準備が始まっている頃ですね....。
クラブ活動の一つである「書道」は制限を設けてはいるものの再開されましたが、行事ごとはまだ目途が立っていません。
行事ごとの一つ一つで季節を追いかけてきたのは入居者さまだけでなく私もそうであったんだとしみじみ思います。

施設長は秋ごろに3密にならない範囲で何か考えておられるようですが....まだ内緒のようです。